
生成AIを使ったらWebライターの仕事を効率化できるかな?



そもそも、Webライターが生成AIを使って記事を執筆して良いのかな?
本記事では、上記のようにお悩みの人に向け、Webライターが生成AIを活用するコツや活用例を紹介していきます。
2023年にchatGPTの日本語版が提供され始めてから、生成AIの発展は目覚ましく、利用者もかなり増えてきた印象です。
パソコンやスマホが普及したときと同様に、今後は生成AIを活用することが当たり前になるのだろうと思います。
Webライティングにおいても、生成AIを活用するシーンは非常に多くあります。
生成AIを活用して記事の執筆を完全に自動化することは難しいですが、リサーチやアウトラインの作成、壁打ち相手になってもらうなど、今ではなくてはならない存在です。
本記事では、Webライター歴10年目の筆者が生成AIを活用した感想や活用例を紹介します。
Webライターが生成AIをフル活用してみた感想
2023年にchatGPTの日本語版が提供されてから、生成AIの発展は目覚ましいと感じています。
chatGPTの提供が始まってすぐは「まだまだWebライティングには活用できない」と感じたものの、2025年3月時点では、毎日様々なことに生成AIを活用するようになりました。
Webライター歴10年目の筆者が生成AIをフル活用した感想は、主に下記の通りです。
- 慣れれば業務効率を大幅に上げられる
- 完全にAIのみで記事を執筆することは難しい
- 活用シーンは執筆だけでなく多岐にわたる
それぞれ詳しく解説していきます。
慣れれば業務効率を大幅に上げられる
生成AIを活用すれば、執筆やリサーチなどの業務効率を大幅に上げられます。



生成AIは、リサーチの補助や文章の下書き作成をするのに適しているからです
例えば、特定のテーマについて簡単な下書きを作成し、それを元に肉付けしていけば、記事執筆にかかる時間を大幅に短縮可能です。



生成AIの活用により、ファクトチェックの手間が増えるなどのデメリットもありますが、トータルでは業務効率はアップしています
他にも、生成AI相手に壁打ちをすることで、ペルソナの深堀りやリライト時に加筆する見出しのアイデアをもらえるようになりました。
完全にAIのみで記事を執筆することは難しい
生成AIが優秀になってきたとはいえ、まだ完全にAIだけで高品質な記事を作成するのは難しいのが現状です。
特に、専門性の高い記事や、読者の感情を動かすようなコンテンツでは、精密なファクトチェックや人間の視点が不可欠となるからです。
また、今後のSEOでは、生成AIで執筆した記事を上位表示することを避けるために、競合との差別化がより重要となってくると予想できます。



生成AIで記事のアウトラインを作成し、そこから差別化要素や読者の感情を動かすための要素を加筆していく必要があります
活用シーンは執筆だけでなく多岐にわたる
生成AIの活用は、記事執筆だけにとどまりません。
例えば、下記のような場面でも大いに役立ちます。
- リサーチの補助
- キャッチコピーやタイトルの作成
- 文章のリライト
- 校正・推敲
私の話になりますが、記事を書くことは得意ではあるものの、一文ずつチェックする校正作業が非常に苦手でした。
時間をかけて校正しても、まだミスがあることが悩みだったのですが、生成AIに校正させてからはミスを減らせるようになりました。
Webライターの生成AI活用例
私は毎日生成AIを活用して仕事をしていますが、生成AIに任せる仕事は執筆だけでなく、下記のように多岐にわたります。
- ペルソナ設定時の壁打ち
- 構成案に漏れがないかの確認
- 関連記事のアイデア提案
- 記事執筆時のリサーチ
- アウトラインの執筆
- 完成した記事の校正
- タイトル・見出しのリライト案提案
それぞれ詳しく解説していきます。
ペルソナ設定時の壁打ち
記事のターゲットとなる読者像(ペルソナ)を設定する際、生成AIを活用することで多様な視点を取り入れられます。



自分だけでは視野が狭くなりがちなので、必ず生成AIに相談するようにしています
最終的には作成したペルソナをクライアントと調整する必要がありますが、以前より独りよがりのペルソナを作成してしまうケースは減ったと感じます。
他にも、特定の業界のペルソナを作成する際、生成AIに「○○業界のターゲットユーザーの特徴を教えて」と質問することで、参考になる情報を取得可能です。
構成案に漏れがないかの確認
記事の構成を作成した後、生成AIを使って「この記事に足りない要素は?」と確認することで、抜け漏れを防げます。
また、異なる視点からアドバイスをくれるので「こんな考えもあったのか!」と気付けることもあります
ただし、生成AIに構成案の漏れの指摘を依頼すると、前提条件にあたる部分やちょっと記事のターゲットからずれた部分を指摘することもあるので、注意しなければなりません。



別記事で作成するのか、提案を却下するのかなどを自分で判断しなければなりません
関連記事のアイデア提案
記事を執筆する際に、内部リンクとして挿入できる関連記事のアイデアを生成AIに提案してもらうことも可能です。
私は、下記の方法で関連記事のアイデアや、別記事用のキーワードを提案してもらっています。
- 記事のキーワードやゴール、見出しを生成AIに共有する
- 「ニーズに漏れがないか」「想定読者が他に知りたがることはあるか」を質問する
上記の流れで質問すると、そもそも記事として検索意図を満たしているかの確認もできるので、一石二鳥です。



読者のニーズを横展開・縦展開して教えてくれるので、キーワード選定や記事のテーマ決めを効率良く行えます
記事執筆時のリサーチ
生成AIは、記事執筆時のリサーチにも活用できます。
リサーチは生成AIの中でも検索機能に優れている「perplexity」を使っています
「perplexity」で「〇〇について調べたいから、公的機関や研究機関が発表しているデータや論文を教えて」と尋ねると、信頼性の高い情報を集められます。
アウトラインの執筆
私が生成AIを使って記事を書くときには、構成案を自分で作成して、アウトラインを生成AIに作成してもらうことがほとんどです。



生成AIが執筆した原稿をもとに、読みやすさの調整や記事の肉付けをすれば良いので、執筆スピードを上げられます
完成した記事の校正
執筆した記事の誤字脱字や表記ゆれなどのチェックを生成AIに行ってもらうこともあります。
「Enno」などの校正ツールも使ってはいるのですが、レギュレーションに合った校正をしたいときには、微調整できる生成AIの方が便利です。
ただし、chatGPTなどに入力した情報はAIの学習に使われることもあるため、有料版に切り替えておいたり、一時チャットを活用したりしておくことが大切です。



前述しましたが、校正が苦手なので、本当に助かっています
タイトル・見出しのリライト案提案
タイトルや見出し文言のリライトも、chatGPTに提案してもらうことがあります。
chatGPTであれば人間より速くタイトル・見出し案を複数出してくれますし、普段自分が使わないコピーを提案してくれることもあります。



ちょっと俗っぽいタイトルを提案してくることも多いので、そのあたりは人間側で微調整しなければなりません
生成AIによってWebライターの仕事は奪われるのか
chatGPTの提供が始まりここまで発展してくる中で「生成AIが発展すれば、Webライターの仕事はなくなる」という意見を聞くことも増えてきました。
実際にWebライターとしてchatGPTを使用する機会は増えましたが「まだまだ仕事を奪われることはないな」と感じています。
生成AIによってWebライティングの仕事はなくなるのかについて、ライター暦10年の筆者が解説していきます。
【結論】奪われることはない
結論から言えば、生成AIによってWebライターの仕事が完全になくなることはありません。
生成AIは指示通りに文章を作成できますが、2025年時点では下記の作業を人間側で行わなければなりません。
- 読者の感情を動かすストーリーを作る力
- 信頼性のある情報を取捨選択するスキル
- 自分の意見や感想、体験談を盛り込む
読者の心を動かす記事や、正確かつ最新情報を盛り込む必要がある記事では、人間が執筆する必要があります。



生成AIの記事には、間違った情報が記載されていることもあるので、ファクトチェックは必須です
初心者ライター向けの仕事は減ることが予想される
一方で、単純な記事作成の仕事や、初心者向けの低単価案件は今後減少する可能性があります。
例えば、お店の情報をまとめる記事や、記事や簡単な説明記事など、比較的パターン化しやすいコンテンツはAIによって生成しやすいと考えられるからです。
他にも、文章の読みやすさにそれほどこだわっていないクライアントや、低単価で記事を量産したいと考えるクライアントは、低単価での依頼からAI執筆に切り替える可能性も大いにあります。



ただ文章を書くだけのWebライターは、淘汰されている恐れがあるので注意しなければなりません
AIを使いこなすことが求められるようになる
生成AIがWebライティングやコンテンツ作成に使用されることが当たり前になった今では、Webライターも生成AIを使いこなすことが求められます。
具体的には、生成AIで下記の作業を行えると、執筆を効率化できたり、仕事の幅を広げたりできるはずです。
- アイデア出し
- リサーチ補助
- 文章の下書き作成
- SEO対策



生成AIをどうやって活用していくかを考えた方が収入・スキルアップにつながるはずです!
Webライターが生成AIを活用する際の注意点
Webライターが生成AIを活用する際には、ファクトチェックの実施など下記に注意する必要があります。
- ファクトチェックを必ず行う
- コピペチェックも必ず行う
- クライアントが生成AI禁止としている場合もある
- 生成AIで執筆できないジャンル・領域を理解しておく
- 生成AIに慣れたら有料版に切り替える
それぞれ詳しく解説していきます。
ファクトチェックを必ず行う
生成AIは大量のデータをもとに文章を作成しますが、その情報が必ずしも正確とは限りません。
そのため、AIが生成した文章をそのまま使うのではなく、信頼できる情報源をもとにファクトチェックを行いましょう。
また、chatGPTなど生成AIの種類によっては、最新情報を取得できないものもあります。



生成AIで作成できる記事(見出し)と自分で執筆する記事(見出し)を分けておくことも重要です
コピペチェックも必ず行う
生成AIは学習したデータをもとに文章を生成するため、他のコンテンツと類似した表現が含まれる可能性があります。



そのため、納品前には必ずコピペチェックを行いましょう
クライアントがコピペチェックを要求していない場合でも、自衛のためにチェックしておくことをおすすめします。
また、精度が微妙だなとも思うのですが、不安であれば、生成AIチェッカーも活用しておくと、より安心です。
クライアントが生成AI禁止としている場合もある
そもそも、生成AIの使用を禁止しているクライアントもいます。
記事の品質や著作権、SEOによる悪影響を考慮して、一部の企業やメディアでは生成AIによる執筆を禁止していることもあるからです。



当たり前ですが、クライアントが禁止している場合には、生成AIを使用して執筆するのはやめましょう
とはいえ、生成AIを使うことは当たり前になっているので、生成AIの使用を完全に禁止することは難しいなとも思っています。



もちろん、生成AIに書かせた記事をそのまま納品するのは、絶対にやめた方が良いんですけどね
生成AIで執筆できないジャンル・領域を理解しておく
生成AIでは様々なジャンルの記事を執筆できますが、一部のジャンルには向かないので注意しましょう。
専門的な分野や独自の見解を求められる記事の執筆には、向かないことが多いでしょう。
特に、法律や医療、金融などといった専門的なジャンルでは、ファクトチェックの手間も増えるので、生成AIによる記事執筆はあまりおすすめできません。



ただし、上記のジャンルでもアウトラインの執筆や見出しの過不足提案などであれば、生成AIを活用可能です
生成AIに慣れたら有料版に切り替える
無料版の生成AIでも十分に活用できますが、有料版に切り替えることで、より高品質な文章生成や高度な機能を利用できるようになります。
例えば、chatGPTを有料版に切り替えれば自分でchatGPTをカスタマイズできる「GPTs」を作成可能です。



有料版では利用できるチャットの量も増えるので、無料版を使いこなせるようになったら切り替えを検討しましょう
最初から有料版を利用しても良いのですが、個人的には無料版を利用して操作や生成AIとのチャットに慣れてから有料版を利用した方が使い倒せると感じます。
Webライターの生成AI活用についてよくある質問
最後に、Webライターが生成AIを活用することについて、よくある質問を回答とともに紹介していきます。
- 生成AIによってWebライターの仕事はなくなる?
-
現時点では、生成AIが完全に人間のライターを代替することは難しいと考えられています。
生成AIは短時間で大量の文章を生成できる一方で、情報の正確性や独自性、読者の感情に訴えかける表現力には課題があります。
特に、信頼性が求められる記事や専門的な知識が必要なコンテンツでは、人間のライターの編集・監修が不可欠です。
- Webライターが生成AIを活用することはできる?
-
Webライターが生成AIを活用すれば、執筆効率を向上させられます。
具体的には、①記事のアウトライン作成や、②アイデア出しやリサーチ、③校正・表現のブラッシュアップなどに活用可能です。
- 生成AIの発展によりWebライターの将来性はどうなる?
-
生成AIの発展により、Webライターの仕事は変化していくことが予想されます。
生成AIが進化するほど、Webライターは生成AIを使いこなすことが求められ、求められるスキルも高度化していくでしょう。
今後は単なる文章作成スキルだけでなく、下記も求められます。
- AIが生成した文章をチェック・編集する能力
- SEOやマーケティングの知識
- 独自の視点やクリエイティブな発想
今後も、Webライターとして活動を続けたいのであれば、生成AIを使いこなすスキルを身につけましょう。
【まとめ】今後は生成AIを活用して質の高い記事を書くことが主流となる
Webライターの仕事内容や求められるスキルは、生成AIの発展によって大きく変化することが予想されます。
今後は、Webライターも生成AIを使いこなし、より早く、より質の高い記事を納品する必要があるからです。
ただし、クライアントによっては、生成AIの活用を禁止している場合もあるので、事前にクライアントと生成AIに関するスタンスを共有しておくことが大切です。
生成AIを使ってみたいけど、クライアントワークでは使えないといった場合には、自分でブログを運営し、そこで生成AI主体の記事を公開してみるのも良いでしょう。
本ブログでは、Webライター歴10年目の筆者が生成AIの活用や、士業向けのSEO、コンテンツ作成について解説しています。



ここまで読んでいただき、ありがとうございました
よろしければ、他の記事もお読みいただけると嬉しいです!
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